
あなたは、この写真を見て、何を思いますか??????
最初に思ったことを書き留めておいてくださいね!
次に思ったことは役立ちませんので(笑)
これについての、コメントは、右脳派・左脳派の最終回にお伝えします
こんにちは!
Holistic support LAKA 代表・精神科医 佐々木美和子です
今日は、昨日に引き続いて、以前帆足さんのブログで書かれていた内容の検討です。
帆足さんはとっても、謙虚な方なので、私の突っ込みにも耐えていただきありがとうございます!
帆足さんのブログのネタについて、「意見を言っても良いか」伺ったところ
二つ返事で「いいですよ~」
「僕のブログが修正されて他の人の役に立つなら、嬉しいです」
と言ってくださいました。
帆足さんは、「人のお役に立ちたい」というのが口癖ですが・・・・・
本当に、それを地でいかれているな〜と感動する今日この頃です(#^.^#)
一緒に組ませていただいて、感謝感謝💛
立場的に私は、医療者なので主観でなく客観性を大事にしています。
医師の仕事で一番大切なのは、クライアントさんのお困りごとの客観的把握です。
その中でも大切にしていることが、クライアントさんを唯一無二の存在として把握することです。
病気の枠で捉えているときは、治療方針しか見出せませんが、
個人の生きざまという形にまで広げて、お会いしする時には、
その方の、人生をサポートするための指針が見えてきます
そういう背景もあって・・・・
私は、入ってきた情報が「個人的見解」なのか「普遍化」されてよいものかどうかをいつも見させていただいています。
読んでいる方が、迷子にならないための配慮だと思ってい頂けると嬉しいです。
ところで、帆足さんのブログの中にあった
僕が思うに、ADHDの人はどちらかと言うと感覚重視の右脳派!
逆にASDの人は、超現実的な効率重視の左脳派!
という内容に、今日も少しコメントをさせていただきますね(;^_^A
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ASDは左脳派?
ADHDは右脳派?
これは『No』です。
脳の左右バランスを見るのに、QEEG検査というものがありますが、これを大量に見続けておりますが
ADHDの人でも、左脳優位、右脳優位など様々です。
自閉症(ASD)のギフテッドで起きる『サヴァン症候群』
これは、見たものを全部記憶するという驚異的な能力ですが、これは右脳が最大限に活性化された状態です。
一方、ADHDの脳科学研究の中で、ADHDの人は空間を認識しにくいというものもあります。
空間認知は右脳の役割なので、ADHDが右脳優位というのは、真実ではないんです~。
ただ、ASDにしても、ADHDにしてもギフテッドの方は、右脳優位の方が多いのは確かです。
なので、帆足さん自身は、右脳が使えているので、ギフテッドになる要素がそろっているわけで、ADHDのすべての人が右脳優位なわけではないんです。
昨日は「直観」についてのお話をしましたが、今日もその続きです。
ルパート・シェルドレイクという生物学者・超心理学者が、『形態形成の場』というものを定義しました。
これは、『直接的な接触がなくても、ある人に起きたことが他の人にも伝搬される』ということを言っており、その情報を蓄えている場が、『形態形成の場』と言えます。これは、各個人に起きた経験など情報すべてを記録した場のことで、これにアクセスして知りえたものが、直観です。
動物は、『形態形成の場』に、簡単にアクセスできるので、例えば渡り鳥は今まで行った事のない場所にも行くことが出来ます。そして、V字の形で飛びますが、一羽脱落すると、どこからともなく一羽加わってまたV字を作ります。これは、個体ごとに備わっている本能とも違うと言われていて、種そのものが持つ情報の場=『形態形成の場』にアクセスする能力だとされています。
人間はこの機能が退化してしまっていますが、直観がさえてくると、その情報を引き出すことが出来るようになります。そうすると、必要な情報は必要な時に引き出せるようになるわけです
お得だと思いませんか??
なので、直観がさえてくると、自分が経験していないのに、必要な事が分かってきます。
これを利用して「天才教育」をしたのが、シルバメソッドです。
でもね・・・これにも落とし穴があります
脳機能の問題です
続く・・・・・
グレーなADHD特性をGIFTに変えたい人の交流会
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