心と体と魂を統合して最高の人生に導く Private salon LAKA 天野葉月です
今日も読んでいただきありがとうございます♡
あなたは、体調が不良な時、どういう行動をとりますか？
①すぐに病院に行く
②ネットで調べて薬局に薬を買いに行く
③ハーブやアロマなど自然療法を試す
④整体、針灸、心理療法などの代替医療で治す
⑤特に何もしないで「気合」で嵐が過ぎ去るのを待つ
①②は主に症状を緩和する対処療法です
③④は代替医療と言われているものです
③は、医薬品でないけれど、①②に近いものが多いのですが、その中に自然治癒力の向上が期待できるものもあります
④は主に、気の流れを整えたり、ストレスを緩和して、自分の生命力で治癒を目指すものです
主にと書いたのは、必ずしもどちらかに分類できないものもあるからです。
薬の中にも、自然治癒力を向上させるものもあるし、④は症状の緩和にもなるわけですから・・・・
日本では、代替医療派、西洋医療派というのが二つに、分かれる傾向があるように思います(>_<)
本当はどっちがよいとかの問題ではなく、状況に応じて、西洋医療の道具（手術とか、薬とか）、代替医療の道具（整体とか、アロマとか、栄養とか、心理療法とか）のメリット・デメリットを知って、正しく使えばよい事だけなのですが、代替医療派の人は、西洋医療を毛嫌いし、西洋医療派の人は、代替医療派ただの気休めだと考える人が多いのです
代替医療派の中では、西洋薬よりも漢方薬、漢方薬よりも代替医療の方が『安全』というイメージが広まっていますが、本当にそうでしょうか？ 安全というのは何を基準にするのかで大分異なってしまいます。
薬は体に入ってからの吸収・分布・代謝・排泄などの動態や、安全性、有効性の基準があり、その基準をパスしたものが、製薬会社で製品化されます。なので正しく使えば武器になります。
世の中の大きな誤解の一つは、病院は薬を出せば出すほどもうかるという考えです。
今は、院外処方が主ですので、病院は処方料という一定の非常に安い額面を頂くだけで、いくら薬の数を出しても収益は上がりません。逆に、薬を出し過ぎると、処方料が下がるくらいなのです。
なので、収益のために病院が薬を沢山出しているというのは誤解で、薬が多いのはまた別の理由があるのです。（これはまた別の機会に・・・・）
医療では、その人の、年齢、体質、生き方、信仰、環境などを吟味して、使用できる医薬品や手術、代替医療などのメリットとデメリットを考慮したうえで、治療の提案をしますが、医師は西洋医療以外の代替医療には必ずしも精通していません。その結果、代替医療との、相互作用が分からないので、オール却下と言う事になります。中には、優れた代替医療があるのに、それをオール却下されてしまった、クライアントは、なくなく医師の提案を受けいれますが、それでうまく行かなかった時や、医療を辞めて代替医療に切り替えて良くなった人が、「代替医療派」になっていきます
ところが、代替医療は必ずしも安全ではありません
代替医療に入る前に、市販薬の事はどうでしょうか？
市販の薬は処方薬の様に、有効成分をたくさん含有できないし、取扱に注意が必要なものは出回らないので、使用法を間違って使っても、大事に至るリスクが少ないという意味では処方薬よりも『安全』かもしれません。でも、診断をせずに服薬しますので、お門違いであれば、大事に至ってしまいます。また、大事なことを見逃してしまうリスクもあります。そういった意味では必ずしも、安全ではありません。
サプリに至っては、基準が甘いので、効果のわかっている成分を含有していることを売りに『当社の〇〇サプリは、△△に効果のある、××を含有しています』などとして売り出しています。でも、その××の吸収率とか、体内に入った後の動態などが不明なものがほとんどで、その点をよく吟味して買わないと、効果がないばかりか、『お財布に悪影響を及ぼす＝安全でない』ということになるかもしれません
例えば、ω脂肪酸のDHAは、血液サラサラ効果、記憶力向上効果などの健康効果が期待されているは確かです
でも、DHAが入っているすべてのサプリが、上記効果を示すかというと ✖ です
・含有量が少なかったり
・そもそも吸収されるように作られていなかったり
・サプリに別の不要な化学合成物質が混じっていたり
などなど、いろいろな理由があって効果を示すものと、示さないものがあります
安いものは、それなりにしか、有効成分は含有出来ないし
高いものが、有効成分をたくさん含有しているかというとそうでもありません
少しの有効成分が申し訳程度に入っている詐欺まがいのサプリがあるのは確かです
サプリなどは、自分の体に入るものですから、安全で効果のあるものを、よく調べて使用するしかないのです
吸収と言えば・・・
私の主人は、「プラセンタ」とか「コラーゲン」などがテレビで宣伝されるたびに、「キー(ー_ー)!!」と怒っています(笑)
「プラセンタも、コラーゲンも吸収される前に、分解されるのだから、そまま組織に成分が届くわけないだろ！！」と強調しています。まあ、確かに高分子のたんぱく質は、そのまま体に吸収されることはありません。なので言いたいことはわかります。ただ、わたしから見ると、全く効果がないというのも極端な発言だな～とは思います。
アミノ酸に分解されたあと、吸収されて、再合成される分もありますので・・・・
全部が嘘！！というのは言い過ぎだ「キー(ー_ー)!!」と反論しています。
それに、人間、意識の力があるから、これを飲んで効果がある！！と微塵も疑わず心から思えば（魂に届けば）、効果が期待できるので、心から信じている人に「水を差すようなことを言うな！！！」と思うわけです
「信じる者は救われる」というのは、本当のことで、信じているものが危険を伴うものでなければ、（効果的にも、金銭的にも）効果が出る可能性は大いにあるのです
まあ、でもどうせ、取るなら、口に入れる薬やハーブやサプリなどは、消化吸収をはじめ、体に入ってからの動態がきちんと、分かっていて、化学成分としての役割を十分果たしてくれるものが良いですよね。そこに、さらに意識の作用を使えば、こんなに良いことはありませんから・・・(^^)/
自然療法に関してですが、天然という言葉には注意してくださいね。一部のハーブなどは太古の時代から健康増進のために使われていたので、きちんと効果がわかっていて、オーガニックなものは、化学合成物質よりも「代謝」という面ではアドバンテージがあります。人間の進化の過程で、天然成分を代謝する酵素を獲得していることが多いからです。ただ、天然のものは、様々な成分が入っており、アレルギー反応を起こすリスクが高いのが問題です。アレルギー反応を起こしたとしても、どの成分が自分にそれを引き起こしたのか、細かく調べることはそれはかなりのお値段がかかりますので、あまり現実的ではありません。なので、やめる時には効果のあるものまで、一緒にやめなければならないというデメリットがあります。また、天然のハーブ類は収穫する場所や時期によってその含有している成分にバラツキがあるため、その製品が取れた場所や時期で効果もバラつく傾向があります。
なので、天然ものでも、製品を開発した会社が、きちんと製品の安全性や有効性を確認しているというのが大事で、天然だから安全というものではないということ知っておいてほしいな～と思います。
代替医療や、西洋医療とひとくくりすると、本当のことが見えなくなりますよね～。西洋薬でも、代替医療でも、本物と偽物がある。そして、それを提案するものにも、本物と偽物があるのです。
最近は、医療崩壊の危機を受けてか、予防医学を目指す、良心的で熱心な、会社が散見されるようになりました。
代替医療というと自然治癒力を向上させるものですが、その中にメディカルグレードの物もでてきました。まだまだ応用範囲は狭いのですが・・・・
そういう会社は、安全性を追求し、効果もしっかり研究しています。
製品の品質を、自社だけに任せるのだけでなく、きちんと研究機関や検査機関など外部の機関を介入させています。
良心的な会社でないと、それは省いてしまうところです。
なぜなら、検査や、研究はとてもコストがかかるからです。
真面目に検査機関や研究機関を介入させると、コストがかかる分商品もそれなりのお値段になります。そうすると、コスト重視のユーザーには、まず売れなくなりますので、本気で、使う人への効果や安全性、その結果世の中に及ぼす良い影響を考えていない限りは、カットしてしまうのも、検査や、研究部門です。
自然療法にはアロマセラピーや、ハーブ、フラワーエッセンス、ホメオパシーなど、自然のものを身体に取り入れるものと、整体や鍼灸、ヒーリング、栄養療法など自然治癒力を向上させるものがあります。また病気の心理的原因を探り、そのストレスを開放する心理療法なども、ここに含まれるかもしれません。
これらに、リスクがないかというと✖です。大きなリスクは確かに少ないかもしれませんが、効果がなかったり、好転反応が起きたり、お財布に優しくないという事もあり得ますから。
薬大嫌い！！という人は、代替医療に偏りがちなのですが、
「西洋薬で効果が出ているのに、無理やりやめてしまう」という方や、
「安いサプリを大量に購入して、収拾つかなっている」という方や、
「効果が出ていなくても、やり続ける」という方や
「色々な代替医療を無計画に受けている」という方や
「知っている代替医療を全部やらないと良くならない気がして混乱している」という方が多い気がします。
『何かを特別嫌ったり、好んだりする』ということは、もっと適切なものがあるということを気づかなくさせます。
そうは言っても、西洋医療と代替医療をトータルで、アドバイスが出来る人や機関が少ないのも真実で、それで自己流で行った結果が上記のような不幸な状態を引き起こしているのだと思います。
ちなみに、「気合！！」は一部の人にしか効果はありません。子供は別ですが、現代人の多くの人は、気力が落ちるような様々なストレスにさらされています。なので積極的に生命エネルギーが満ち溢れるような活動をしていない限り「気（エネルギー）」は余っていません。でも、日ごろから気を高める、合気道や気功、太極拳、ヨガなどを習慣にしている人や、大好きな活動を日常的に行っている人は、「気」の力だけで、良くなってしまうのは確かですので、普段から、気を高める工夫をしている人たちは ⑤何もしないで嵐が過ぎるのを待つのもいいかもしれませんね(^^)/
また、気を高める素晴らしい生き方というのがあります
「許し」「感謝」「喜び」「奉仕」の人生です。これを徹底している人は、常にエネルギーが高く、免疫力が高いという事が色々なところで言われています。このような生き方を自然に行っている人は、ネガティブに意識が向かわず、良いことを引き寄せてしまうのだと思います。ただ、心からこの生き方を貫くのは、結構難しいのです。不幸や、病気（症状が出ている場合）が来た時に、この心持を維持するというのは、脳科学的にも結構大変。なので、元気な時から習慣にするのが大切だと感じます。
話は脱線しましたが・・・・
西洋薬、市販薬、自然療法、代替医療、気合！！どれも一長一短があるわけで、どれが良いというよりも、それぞれの長所・短所をわかったうえで、使えればそれでよいのです。
そして、健康を失う前に、生命力を高める生活習慣を作るのが何よりも大切だと感じます
どれかを、悪者にするのは、二元性の論理・・・・。そろそろそういう時代は終わるのだろうと私は思っていますが、そうなる日々を心待ちにしています
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