サイキックと統合失調症の違い4

自分の外の情報を繋がるという意味では、統合失調症とサイキックは一見似たところがあります。
しかし、実はその意識構造にははっきりとした違いがあるのです。

<サイキックの意識構造>

サイキックは、意識レベルを完全にコントロールできる人たちです。夢は起きるとすぐに忘れてしまうのが普通ですが、サイキックは意識をコントロールできるため、潜在意識=顕在意識の状態を作り出します。

 

潜在意識は超意識とコンタクトを取ることが出来ますのでサイキックは、覚醒したまま潜在意識の情報を読むことことが出来るため、超意識から来た情報を読むことが出来るのです。

潜在意識下には大量の情報がつまっていますが倉庫に情報が格納されているようなものであり、そのどこを読みに行くか指令をださないと、自分にとって有益な情報は得られず、無秩序に押し寄せてくる情報に翻弄されてしまうことがあります。夜の睡眠から覚醒した直後に、たとえ夢を思い出しても、その内容が支離滅裂だったり、3次元的にあり得ない内容だったりするのはそのためです。

ところがサイキックは顕在意識の役割を保ったまま、顕在意識を潜在意識に同期させることが出来るため、読みに行く情報の方向性をコントロールすることが出来るのです。また、超意識は顕在意識と同じ言語を使わないのですが、超意識の言語を顕在意識の言語に適切に翻訳する能力もサイキックは開発しています。そのため、どんな方向性の情報を得るかを、顕在意識で決定してつかみに行くため、他人の不要な知識を読みに行くことはしません。

なぜなら、本物のサイキックは因果の法則をはじめ、重要な宇宙の法則を熟知しており、法則に触れることは自他を不幸にすることを深い部分で分かっているために不要な知識を読みにいくようなことはしないのです。

 

<統合失調症の意識構造>

一方で統合失調症の人はどうかというと、顕在意識の機能が緩んでいるというのが特徴です。

 

顕在意識の機能低下があるため読みに行く情報の方向性はコントロールが出来ないのです。ですので、潜在意識や超意識の情報が無秩序に意識に上るということが特徴であり、その情報はまとまりを欠きその意味もあいまいです。超意識の情報が意識に上ってきたとしても、翻訳機能は備えていないため、本来の意味と異なった情報として受け取ったり、客観性をもったまま受け取ることが出来ないため、混乱をきたしてしまい、無秩序な行動に至るというのが結果になるのです。

 

情報量は多いけれどまとまらない、無秩序というのが特徴なのです。例えば誰かの過去世の情報と繋がったとします。数百年前の戦乱の時代の記憶だったとします。統合失調症の人は、今この場で戦乱が起きていると錯覚します。そして流れ弾が当たらないように逃げまどい、そして自分に向かってくる相手に切りかかるなど、あたかも戦乱が今起きているように、見え、聞こえ、感じ、不快な気分と闘争行動や、逃走行動を選択するのです。

もしこのような情報にサイキックが繋がったとしても、顕在意識の機能がしっかりとしていれば、それが今起きていることでないこと、恐れることはない事。見えたり聞こえたりし散る情報は、実は「超意識」の中の情報を読みに行っているに過ぎないという事実をしっかりと、認識することが出来るので、混乱をきたすことはないのです。